 |
 |
 |
 |

| k初めての外国? |
僕はこの旅に出るまで外国に行ったことが無かった、九州から東京に行くことでさえ関門海峡を渡りなんだか遠くに行っているような気がしていた。それまで僕がかなり遠くに行って、ここは日本じゃないんじゃないのと感じたのは仕事で行った与那国島くらいだ。もうひとつ同じ感覚になったのが東京の六本木、それもイベントの仕事で行ったんだけど、その隣の店に白人と黒人がたくさんいた。一度にこんなに多くの外国人を見たのは初めてだった。
そんな僕が降り立った始めての異国それがタイだった。日本を出るときには冬真っ只中だったのに飛行機を降りるとそこは夏。じとっとした湿気とむっとするような暑さ、そして見たことの無い数の外国人達・・・・いや僕が外国人なのか、そう感じた瞬間やっと実感が湧いてきた・・ここが僕の初外国だ!・・・??、ひとつの事に気が付いた、僕はタイにくる前に乗換えでソウルに行ってたんだ・・パーマのキツイ少し古いおばちゃんはたくさんいたけど、日本と似てるからその事忘れてた。
そんなで僕の旅は始まった。 |
| kカオサンロード |
カオサンロード。はじめの頃この名前を言うとなんだかバックパッカーの仲間入りをしたみたいでビミョーにテンションが上がっていた。東南アジアの旅の起点で500M位のストリートには安宿や旅行代理店、インターネットカフェから各国レストランなどここだけで旅人はすべてが済んでしまうところだ。
空港からバスでこの通りへ来たが、着いた日は金曜の21時30分。タイ人たちにとってもデートスポットになっているらしいこの通りは渋谷で見た人の数に匹敵するぐらいの人であふれていた。ただ渋谷と違うのはデカイ、とにかく周りにいる人間が男女関係無くでかいのだ。背もデカければ横もデカイのもいる。
通りにはトランスが大音量で鳴り響きプロレスラーのような筋肉モリモリの兄ちゃんとムチムチbodyの姉ちゃんが踊っている。それもものすごい数だ。何かの祭りかと本気で思った。
僕のような小人がここを歩くのは逆ガリバー旅行記みたいだった。時期的に日本人が本当に少なかった、ちょっとずれるとここは日本かというくらい日本人大学生が溢れるらしいけど、僕が行ったときはいなかった。
そんなことはどうでもいい問題があったのだ、土日前の夜で宿がどこもFULLなのだ、、どうしようもなく少し高めの宿も聞くがFULLだった、何軒回ったのか本気で野宿かと思い出したときツインの部屋が空いていた。部屋を見て気に入ればフロントに行きチェックインをするのだけど、疲れすぎていてチェックインもせず電気も通っていないその部屋で寝てしまった。
こうしてタイ初日が終わったのでした。
この写真は3日目の写真。
1日目の写真撮っとけば良かったな、こんなの比じゃないから。
だってアスファルトが見えなかったんだから
ほんとびっくりした。
|
| k物乞いはビジネス? |
タイの町を歩いて見ると道の端にお皿を置いた物乞いの姿を目にする、仏教圏では貧しい人に施しをすることで徳を積むという考え方がある。そのため通りすがりのタイ人がお金をそっとお皿の中に入れたり、親が子供にお金をあげてくるよう言ったりしている光景を何度も目にした。徳を積んでも積まなくても貧しい人たちを皆で支えるのは利にかなってると思う。
物乞いをしている人にはいろいろな人がいるけれど、座ってひたすら頭を下げている人、何か芸をしてお金を入れてもらう人、赤ちゃんを見せてその子の為にお金をくださいと頼む人・・。
ある日の事だった、いつもの歩くコースの途中の階段の下に毎日赤ちゃんを置いてお金をくださいと言っている女性がいた、僕は人通りが少なくなったその道を歩いていた、遠くから見ながら近づいていくと、その女性は必死に何かを数えている。僕に気が付かない女性は僕がそばに行っても何かを一生懸命数えている。ふっとそれを見るとなんと札束ではないか!
それも半端な数じゃない、束だ束!誰かが側にいたら僕はだれかれかまわず見てみろよあれと話し掛けてたであろう位驚いた。その気配に気が付いたのか僕のほうをはっと見て、その札束を懐にねじ込んだのである。
次の日もその女性の側を通る機会があったのだけど、その日は子供の顔が変わっていた。そんな新しい病気かなんかあるのだろうか?いやありえない、性別まで変わっていたのだから。
この後僕は学習したのだけど赤ちゃんは誰からかレンタルして物乞いをしているらしいし、ひとつの仕事として成り立ってるということ。これはタイだけではなかった。聞いた話では物乞いをしているある人は、決まった場所(仕事場?)まで車で来て5時になると車で家に帰るらしい。うーんおもしろい。 |
| k旅のスタイルと日本人宿 |
僕は日本などで集めた情報だとカオサンロードに行けば日本人がたくさんいて情報は簡単に得ることができると言っていた。そりゃはじめての海外旅行でそれも1人、日本人頼ってあたりまえかと思っていた。タイの日本人宿でカオサントラベラーズロッジという宿がある。そこに宿泊してとりあえず情報を集めようと思っていた。2日目、3日目と通うが結局部屋は空かなかった。でもその宿に溜まっている日本人を見たときになんだか分からないけど嫌なぞっとするものを感じた。
そう何をするのも日本人達で、食事も観光も。別にそれは悪いことではないと思うけど、僕は初めてこういう嫌悪感を感じた。それ以降少しの間僕はそこに通うのをやめて逆に極力日本人のいない所を選ぶようになった。その必要も無いのだけど。
日本人はと言ったけど正確には長くタイに滞在している兄貴顔した人とその周りを囲む大学生?のような人々。結局今でもそういうタイプの人たちは苦手だ。個性ある人の集団は面白いのだがまた少し違う、白人の若者達が馬鹿騒ぎしているグループなどもあるが、それとも違う陰湿な感じだ。なんとなくだけど、この始めの嫌な感じのおかげではっきりと自分の旅にスタイルができたような気がした。来るもの拒まず集まるが群れずみたいな。でも日本人宿を使わないわけでは無い。むしろ使うけど。 |
苦い経験とJTB |
僕はタイに25000円の片道航空券で入国した、バックパッカーの間では話題にのぼるのだけどタイにノービザで入国するには一応往復の航空券が必要でタイの入管で帰りの航空券の提示を求められて無ければ入国を拒否されるという話がある。そのため航空会社も日本を出国する際に書面で片道航空券なので入国拒否をされても航空会社は責任を持ちませんというのにサインをさせられたり搭乗拒否されたりすることがあるらしい。僕も書面にサインしたが、カウンターの男性がはじめての海外旅行というところを親切にも気をかけて下さり、仮の予約を取ってくれて、万が一入国を拒否された場合すぐに現地のスタッフに電話してこの仮予約の航空券を発券してもらい、入国後解約してくださいと手続きをしてくれたのだ。
無事入国できたのだが解約にはシーロム通りまで行って航空会社で解約手続きをする必要があった、僕は発券後の解約には手数料1000Bいるが仮予約の解約には手数料が要らないというところを混乱して、航空会社の支店で仮予約なのに1000B払おうとしたのである。
払わないといけないと思っている僕と払う必要が無いのに何を言ってるのだと分からない顔をする受付の方。僕らは英語で話すのだが途中から僕の能力を超えた英単語がどんどんと出てくるようになり、根気強く僕の話を聞いてくれる受付の方もとうとう限界を感じたようで僕にJTBに行ってくれと言い出したのだ。タクシーで行けるように地図とタイ語で番地まで書いてくれたのだった。でも近くて歩いていけるがあなたはタクシーで行きなさいという助言を無視して歩いたのだった。英語での会話でよっぽど体力を消耗していたのか途中でバテテしまった、その上迷っているのである。
限界を感じてタクシーを探すが、必要な時は待てども待てども来ない、それもタクシーなのである。受付の方が電話で15分くらいで行くと思うわとJTBの人と話していたのを思い出し時計を見ると1時間もたっているではないか。そこで僕は使いたくなかったトゥクトゥクを使うことにした、トゥクトゥクとは3輪バイクのことでメーターが無いので値段交渉でトラブルが絶えないのだ。でも背に腹は変えられないと交渉して乗り込んだのである。15Bで交渉がまとまりバイクが走り出すとおっさん小声で50Bと言いやがる、確かに俺等はfifteenと話していたのに・・・・・ああぁぁ・・戦う気力が0だった、何も反論せずそのままJTBの入っているビルの下へ。悔しかったから金を払う段階で渋るが意味をなさず。もうこの段階で疲労はピークに達していた。フラフラとエレベーターでJTBのオフィスへ入る、ヒヤッとしたクーラーの風がほてった体を冷やす。いらっしゃいませ、どうされましたか?と流暢な日本語でタイ人が迎えてくれる。事情を一通り話し、それでここに来るように言われましたと言うと、当社はJTBのお客様のみをサポートいたしておりますので、他社で購入された航空券に関しては・・・とJTBの方は当然の事を言ったのだ。なんだろう、このとき先の見えない穴に落ちた気がして全身の力が抜けてしまった。そのときだった「どうされました?」奥から若い日本人の女性スタッフの方が出てきた、また一通り事情を説明した。僕は当然同じ事言われるだろうと思っていた、すると「かわいそうに、大変だったわね」と言ってくださりその場ですぐに航空会社に連絡を入れて事情を説明してくれたのでした。そのうえ冷たいお茶まで出していただき・・こんなところに女神がいたのです。今までJTBのことを日本たばこ協会か何かと勘違いしたことのある、お客でもない僕のために・・感謝感激だったのであります。
あの時のご恩は忘れておりません。僕がおっさんになり海外旅行をする機会がありましたら迷わずJTBを使わせていただきます。この女神のおかげでぼろぼろになった体も心も癒された気がしたのでありました。
しかしタイという国は近代化が進んでいてなんだか魅力を感じなかったので、僕は逃げるようにカオサンロードに帰りカンボジア行きのバスの予約をしたのでありました。
でもタイはまた行ってチェンマイとかに行きたいと思っています。
>>click>>>カンボジアへ
|
|
 |
 |
|
 |
 |
Copyright (C) 2005-2007 MAKOTO. All Rights Reserved. |
|
 |